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2017年6月 9日 (金)

山の天気はどう知る??(ヤマテン)

Dscf0034名古屋市立大学は毎年、蝶ヶ岳ボランティア診療所 を開設している。
蝶ヶ岳山は中部山岳国立公園内にある標高2,677mの山。
年間5,000-6,000人の登山客があり、その約2% (100-150人)が急性高山病や外傷などのために診療所を訪れる。

今年2017年も7月16日~8月20日の間開設され、この診療所に参加される方などを対象に「山の天気」の講演が行われ、私も参加してきました。
(写真は北岳へ向う登山道の「八本歯のコル付近」で雹(ひょう)が降り、逃げ場は無い!)
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講演者はヤマテンの「猪熊隆之(いのくまたかゆき)さん」

私たちが日頃、目にする天気予報、天気図は、地上の天気
山の天気と地上の天気とはまったく違う。

天気が崩れるのは?雲はどうしてできる?等の基礎から始まり、「気象庁|予想天気図 」の見方を学ぶ。

・水分を含んだ風が山に向って吹くと、上昇して雲ができる。

・海から山に向って風が吹くが、近い海から吹く
 ・白馬岳や立山へは富山湾方面からの風
 ・槍ヶ岳、蝶ヶ岳へは石川県方面からの風

 ・伊吹山、御在所岳へは福井県からの風

・気圧の等圧線の高い所から低い所へ向って風がふき、自転のため90度曲がる。

・雲の形では、富士山などの独立峰でみられる笠の形の雲」や凸レンズのような「レンズ雲」は強風・天候悪化の恐れがある。

・気温は100m上昇する毎に0.6℃下がる。
 御在所岳(約1200m)の24℃でも、富士山では12℃ になる。

・落雷や局地豪雨への対応
 ・雷は「積乱雲」から発生し、上昇が止まらない時は発達しており、発生しやすくなる。
 ・前線の南側では雷が発生しやすい。
 ・下が黒い雲、大粒な雨、雷の音がしたら、危ない!!

雷に遭遇したら、「雷は高い所、突起物へ落ちる」を肝に銘ずる。
 ・近くの低い所(くぼ地)へ逃げる。 
  ・高い木、尾根は危険!!
   ・4m以上離れる。
   ・ピッケル、ストックなどの突起物は地面に置く。
 ・小屋では端の柱でなく、真中で待つ。
 ・姿勢は両足を閉じて、できるだけ身を小さくして、両耳をふさぐ。
 そして、通り過ぎるのを待つ。

山の天気は、もし蝶ヶ岳に登る時には「蝶ヶ岳天気 - てんきとくらす [天気と生活情報]」で調べて登る。しかし、山の西、東でも異なるし、急変することもあり「雲」や「音」を五感で感じて山行を変更するようにしたい。

(参考)
「猪熊隆之(いのくまたかゆき)さん」は書籍をだされています。
詳しく学びたい方は参考本をお読みください。

8000m峰全山登頂の「竹内洋岳」さんとの出会いから「山の天気」に係わり合いを持った。
そういえば、「竹内洋岳」さんが全山登頂時に登頂日を決定するアドバイスを日本へ確認していた。
その確認先が山の天気予報:株式会社ヤマテン「猪熊隆之さん」らしい。
   

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