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2006年1月29日 (日)

日本には無医村がある??

祖父母の時代にはわが町も医院がなく、病気の時には リヤカー に乗せて医院まで歩いて連れて行ったと聞いていた。
最近では自動車に乗せていけるようになったし、近くに医院もできたので 「無医村」 は過去の事だと思っていた。
日本は医療技術が進んでいる先進国であり、 「無医村」 は無いと思っていたが、田舎の町では医者がいなくなり、 「無医村」 になっている。
2006年1月27日にフジテレビ系で 「無医村に花は微笑む」 を放映していたので涙を流しながら見てしまった。
物語は千葉県の医師「将基面 誠(しょうぎめん まこと)」さんが夢「無医村に赴任する」を実現する決意をした。その夢の地「岩手県下閉伊郡田野畑村 」に赴任する直前に妻が倒れ、余命7年を宣告されるが、家族5人が花が少ない村に梅の木と共に1982年に赴任する。奥さんは梅の木を村民共に植え、花の少ない村に花を多くしようとした。
しかし、花が咲き乱れる前の4年目に病に倒れて治療のため帰郷し、7年目に亡くなってしまう。千葉県木更津市での葬儀には故人に感謝するために遠く離れた岩手県下閉伊郡田野畑村 から200人がバスで訪れた物語であった。医師は地域医療にその後も取り組み19年間すごした。

「無医村」 での活動は町の医師が診療施設の整った大病院と連携して病気を直したり、保健婦さんと連携して病気にならないための健康教育を推し進めた。最初は村民から「病気の時に注射をうってくれない」「手に余ると、大病院をすぐに紹介する」などの不満をもたれたが、徐々に理解されていったようだ。
岩手県下閉伊郡田野畑村 の場所は東北新幹線で盛岡駅へ行き、JRで宮古駅まで行く。宮古駅から八戸方面へ三陸鉄道で北進すると、田野畑駅があるようだ。梅の季節に東北へ旅行する時に立ち寄って見たい街になった。

早速、図書館で 「無医村に花は微笑む」 を探したら、医療コーナーにあったので読んで見た。ドラマでは途中でCMが入って途切れたが、地域医療の問題や取り組んだ内容を一気に読めた。

無医村に花は微笑む新装版無医村に花は微笑む新装版

この本は2002年に図書館で購入されたようだが、私の行動範囲に無かったので4年間知らずにいた。ドラマ化されたので、 「無医村に花は微笑む」 を読む機会が与えてくれた。もし、ドラマ化されなかったら、一生知らずになったかもしれない物語だった。

ドラマ化に感謝!!感謝!!

作家の 吉村 昭 さんもこの話に感動され、短編「梅の蕾」にまとめられた。短編は遠い幻影に収録されているようだ。

消費者の医者に対する見方は大学病院の医師、大病院の医師、町の医師などと、勝手に序列して見ており、町の医師を低く評価しているようにみえる。 医師の評価は病院の大小でなく、身近な町の医師や 「無医村」 に取り組んだ医師などの評価を上げないといけない。そうすれば、 「無医村」が減少するように思うが、どうだろう。

小児救急電話相談 17県実施せず 過疎地抱え困難 (産経新聞) - goo ニュース

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